エ軍ボーア「僕は譲らない」 キャンセル料拒んだタクシーとのバトルが米で話題
ウーバータクシーとのバトルに勝利したことを報告したエンゼルスのボーア
エンゼルスのジャスティン・ボーア内野手が自身のツイッターでウーバータクシーとの“試合”に勝利したことを明かした。キャンセル料を断固拒否するボーアとウーバーサポートとのやり取りが話題となっている。
22日(日本時間23日)に行われたカージナルスとのデーゲーム後に“バトル”は始まった。ボーアは自身のツイッターで「1時間ウーバーを待ち続けている。僕のドライバーは明らかにキャンセル料をだまし取ろうとしている。でも、僕は譲らない……」とツイート。
試合後にウーバータクシーを利用したボーアは約1時間も待ちぼうけ状態となったようだ。ウーバータクシーはドライバーが配車リクエストを受け付けてからキャンセルするとキャンセル料が発生。普通なら諦めるところだがボーアの決意は揺るがなかった。以下はボーアVSウーバーのやり取り。
ウーバーサポート公式「ボーアさん、私たちがお手伝いします。再調査いたしますので、それをキャンセルしていただき、お客様のお電話番号と日付を記載の上、私たちに直接ご連絡ください」
ボーア「いいえ。そんなにたやすく(ドライバーを)逃がしたくない。僕はこのバトルに勝つためなら一晩中でも待つ」
ボーア「キャンセル料解除……試合終了。1-0 大物だ」
ボーアはさらに1時間近く待ち、ウーバーとの対決に勝利しキャンセル料もかからなかった。
この一連のやり取りには同僚のマイク・トラウトも泣き笑いの絵文字を付けコメント欄に参戦。米紙「LAタイムズ」のマリア・トーレス記者も「2時間待ったってこと?」とコメント。ボーアは「そうだよ」と返信。ボーアVSウーバーの結末にファンも爆笑するしかなかった。
「負けちゃだめだ!」
「なんというレジェンド」
「ジャスティンはマジでMVPだね。ハハハ」
「そのドライバーは間違いなくオークランド・アスレチックのファンだね。絶対負けちゃだめだよ」
「場所を教えて。テキサスにいるから、迎えに行きますよ」
「君をピックアップしなげれば、残りのシーズンでカージナルスに不運をもたらす、とドライバーに伝えたいよ」
「15分後にキャンセルすればキャンセル料を支払わなくてよかったはず……ですよね、ウーバーさん?」
キャンセル料を頑なに拒否し見事ウーバーとのバトルに勝利したボーア。ドライバーを待ち続けた忍耐力を評価するファンの声も上がっていた。
(Full-Count編集部)