【高校野球】ドラフト注目左腕 花咲徳栄・高橋昂が苦しみながらも11K粘投
10安打で毎回のように得点圏に走者を置くも1失点で完投
夏の甲子園大会4日目の第4試合、埼玉・花咲徳栄のエース・高橋昂が秋田・大曲工戦に先発し、10安打されながらも要所を締める11K投球で、1失点完投勝利をあげた。試合は花咲徳栄が6-1で勝利、初戦を突破した。
プロも注目する左腕だったが、立ち上がりから制球に苦しんだ。コンパクトに振ってくる大曲工打線にヒットを10本浴び、毎回のように得点圏に走者を背負った。だが、ここぞの時の直球に力があり、11奪三振を記録。5回の大曲工5番の佐渡の本塁打による1失点にしのいだ。
大曲工は花咲徳栄と同じヒット数を放つなど、再三、高橋昂を苦しめたが、あと1本が出なかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count