ロッテ二木が7勝目も監督は不満の色「守ってる野手に気持ち伝わってこない」
伊東監督「内容的にはいただけない」
ロッテの3年目、二木康太投手が10日の本拠地楽天戦で味方の援護を受けて今季7勝目を挙げたが、伊東監督は「内容的にはいただけない。今日はもらった勝ち。見ての通り。(二木のピッチングは)守っている野手に気持ちが伝わってこない」と厳しいコメントを発した。
初回からピンチの連続で、2回先頭今江から銀次の連打で一死満塁と苦しい立ち上がり。何とか後続を断ったが、球に力が感じられず、3回も先頭茂木に右前打、ペゲーロ、今江を歩かせ、1死満塁に。銀次を外角の速球で二ゴロ併殺打で打ち取ったもののアップ、アップ。それでも打線が3回、4回で久しぶりの5点を奪い、助けられた。
本人も「序盤ランナーを多く出してしまい、いいリズムでゲームを進められなくて、球数も多くなってしまった。チームに迷惑をかけて申し訳ない」と反省しきりで、5回98球2失点、8回から勝利の方程式、南-益田のリレーが盤石だが、その前の大嶺祐、香月良がふらふらで、バックの力で何とか今季7勝目を挙げた。新人王の有資格者だが、結果よければ全てよしとはいかなかった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count