広島ヘーゲンズ、先発&中継ぎ対応へ「次の登板へ準備をするだけ」

緒方監督「先発が足りない中で色々と考えてやっていく」

 広島が10日の阪神戦で手痛い逆転負けを喫した。

 初回にボークで先制したが、先発の福井が同点の6回に勝ち越しを許すると、1点を追いかける7回からはヘーゲンズが登板。14日のDeNA戦(横浜)に先発する予定の助っ人右腕を投入した。

 ヘーゲンズは先頭打者に四球を与えたが、後続を抑えて1回無失点。打線の奮起が期待されたが、一打逆転サヨナラの9回2死満塁で新井が右飛に倒れるなど、2点目が遠かった。

 ヘーゲンズの投入に関して緒方監督は「こういう試合が続けば、後ろの限られた選手の中でやっていくしかないから」と説明。先発登板については「完全に先発に転向するわけじゃない。先発が足りない中で色々と考えてやっていく」と強調した。ヘーゲンズも「役割の部分はチームが決めること。次の登板へ準備をするだけだ」と切り替えていた。

 最大で11ゲームあった2位との差は、4・5ゲームまで縮まった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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