交流戦最下位の広島が最終戦勝利 九里が楽天相手に二塁踏ませぬ快投でプロ初完封!
九里は9回3安打無失点の快投、広島は全カード負け越し阻止
■広島 2-0 楽天(交流戦・25日・楽天生命パーク)
広島は25日、敵地・楽天戦に2-0で勝利した。先発の九里が9回3安打3奪三振無四球、二塁を踏ませぬ快投でプロ初完封。打線は初回に菊池涼のソロで先制すると、5回に内野ゴロで1点をもぎ取った。交流戦は最下位に沈んだ広島だが、最終戦は白星で飾った。
広島は初回、2番・菊池涼がレフトに叩き込む5号ソロ。先制に成功した。さらに、5回にはヒット2本と失策で無死満塁の絶好機を作り、楽天先発の菅原をマウンドから引きずり下ろすと、2番手・森原の前に西川は遊ゴロ。この間に1点を追加した。
先発の九里は2回2死からウィーラーに左前打を許したものの、その他は完璧な投球。走者を出さずに終盤戦に突入する。8回先頭の銀次に2本目のヒットとなる中前打を許したものの、後続を断って無失点に抑えると、9回も抑えてプロ初完封。広島は全カード負け越しを阻止し、5勝12敗1分で交流戦を終えた。
楽天は投手陣が5安打2失点と踏ん張ったが、打線が沈黙して敗戦。10勝8敗で交流戦を終えた。
(Full-Count編集部)