選手とハグできるなら…乱入の女性ファンが異例の弁明「人生に1度のチャンス」
24日ドジャース-ロッキーズ戦で女性ファンがグラウンドに乱入しベリンジャーに抱きつくハプニング
■ドジャース 6-3 ロッキーズ(日本時間24日・ロサンゼルス)
23日(日本時間24日)にドジャースタジアムで行われたドジャース-ロッキーズ戦で女性ファンがグラウンド内に乱入。コーディ・ベリンジャー外野手に抱きつき、警備員に取り押さえられるハプニングが起きた。騒動から一夜明け、当の女性ファンが米ラジオ局「FOXCONNスポーツ・ラジオ」に電話出演。騒動を起こした理由などを明かしている。
パプニングを起こしたのは15歳のパオラさん。大のドジャースファンで母親とともに観戦に訪れたという。司会者から「今回の行動は以前から考えていたことだったのですか? それともその場の思い付きですか?」と問われると、こう答えた。
「どちらもです。ずっと彼に会いたくてたまらなかったんです。お母さんとドジャースの試合を観に行くことになった時、私はまだ若いし、これがたぶん唯一彼に会うチャンスだと思いました」
パプニング時、母親はトイレへ。その時を狙って実行に移したという。
「お母さんはこのことについて全く知りませんでした。お母さんがトイレに行った時に実行しました。(乱入後は)カンカンに怒っていました」
9回2死に女性ファンはグラウンド内に乱入。ベリンジャーに抱きつき、球場は騒然となった。当のパオラ本人は興奮状態だった。
「彼にハグをしました。セキュリティに取り押さえられましたが、平気でした。何が起こっているの分かっていませんでした。とても興奮していたので」
これまでにドジャース専門のニュースサイト「ドジャーブルー」のマシュー・モレノ記者は自身のツイッターで試合後のベリンジャーのコメントを紹介。女性ファンと会話を交わしたベリンジャーは「彼女がセキュリティに取り押さえられた時、『刑務所に入ることになるよ』と声をかけたら、『分かってる。その価値があるわ』と言っていたよ」と衝撃の内容を明かしている。今でも女性ファンにハプニングを犯した後悔はないようだ。
「私がしたことは間違っていると言われました。私は悪い子じゃないんです。人生に一度きりのチャンスだったんです」
24日の敵地ダイヤモンドバックス戦でも女性ファンがベリンジャー目当てに球場へ乱入する騒動が起きた。ベリンジャーの真のファンなら、その衝動を抑えて欲しいものだが……。
(Full-Count編集部)