最速169キロの“新速球王”ヒックス、トミー・ジョン手術が決定 長期離脱へ
モゼリアック編成本部長が明かす、MLB公式サイトがレポート
カージナルスの守護神、ジョーダン・ヒックス投手が右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが決まった。MLB公式サイトが伝えている。
22歳のヒックスは今季メジャー最速104.3マイル(約167.7キロ)をマークした剛腕。最速105マイル(約168.98キロ)とヤンキースのアロルディス・チャップマン投手に匹敵する球速を誇り、メジャーの“新速球王”として知られている。
22日(日本時間23日)の本拠地エンゼルス戦で2点リードの8回途中から救援し、セーブ機会だったものの、9回2死で降板。当初は軽症と伝えられていたが、1年以上の長期離脱が決定した。エンゼルスの大谷翔平投手も昨年10月に受けたトミー・ジョン手術は、投手が復帰するまでに一般的に12~14か月を要する。
MLB公式サイトは「カージナルスのクローザーであるヒックスがトミー・ジョン手術へ」とのタイトルで「ジョーダン・ヒックスの右肘がMRI検査で内側側副靭帯の損傷と診断された翌日、ジョン・モゼリアック編成本部長は水曜日に彼がトミー・ジョン手術を受けると発表した」とレポート。26日(同27日)に手術を受け、復帰へ向けて長いリハビリがスタートすることになる。
(Full-Count編集部)