加藤豪将、苦境に心境明かす「本当にストレスを…」3Aと2Aを行き来する日々に…
米マイナーリーグ公式サイトが特集「往復を終わらせることを望む」
ヤンキース傘下のマイナーで、メジャー昇格を目指してプレーを続けている加藤豪将内野手。今季は3Aスクラントンで51試合に出場し161打数41安打7本塁打20打点、打率.255の成績を残し、2Aトレントンでも8試合に出場して21打数5安打0本塁打1打点、打率.238としている。
3Aで4月には打率.354、5本塁打13打点と好成績をマークしたが、5月に入って成績が下降。不振に苦しむと、3Aと2Aを行き来するようになり、3Aではベンチを温める試合が多くなっている。
米マイナーリーグ公式サイトは、この加藤の現状を特集する記事を掲載。「カトウが往復を終わらせることを望む」と題して、加藤の現状や本人のコメントをレポートしている。
「カトウはレイルライダーズと2Aトレントンを行き来している」と書き出されたマイナーリーグ公式の記事。昇格と降格が繰り返される日々に加藤は「最初は本当にストレスを感じていました。ですが、次のレベルに到達するために何をしなければならないか、それが分かるくらいに長くプロをやっています」と語っている。
2013年のドラフト2巡目でヤンキースから指名され、今季で7年目となる加藤。3Aでのプレーは今季が初めてとなり、加藤自身は記事の中で「自分のプレーに自信を持ち、全てがメジャーへの準備だと思っています。大きく成長したと感じています」と語っている。
3Aスクラントンのジェイ・ベル監督は加藤について「彼を見てきているし、信頼している。彼はしっかりと準備する。それが彼の良いところの1つだ。好不調の波をコントロールすることを学ぶ必要があるね」と評価し、加藤自身は「どこでプレーするかは関係ありません。どこでも結果を残さなければなりません」と語っている。
現在24歳の加藤。メジャー昇格のためには、3Aで確かな結果が求められる。好調の5月にはメジャーからの注目も集めていただけに、指揮官の言う通り継続して成績を残すことが求められるだろう。
(Full-Count編集部)