ダルビッシュ、11試合ぶり勝敗も黒星 5回5失点もマドン監督は擁護「責められない」
11試合連続白星なし、今季は2勝4敗に
■ブレーブス 5-3 カブス(日本時間27日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は26日(日本時間27日)、本拠地ブレーブス戦に先発し、今季4敗目を喫した。今季3勝目をかけて先発マウンドに上がったダルビッシュだったが、5回5安打5失点。先発10試合連続勝敗なしというMLBタイ記録を作っていたダルビッシュは、11試合ぶりの勝敗は悔しい黒星となった。
初回に自らの暴投の間に先制点を許したダルビッシュ。2回にはマッキャンに右越えソロ、3回にはマーカキスに右中間3ランを被弾して5点を失った。5回を投げて、毎回の8三振を奪ったが、5安打2四球で5失点。4点ビハインドの場面で降板となり、チームも敗れた。11試合ぶりについた勝敗は、4月20日の本拠地ダイヤモンドバックス戦以来の4敗目だった。
11試合ぶりに勝敗のついたダルビッシュだが、これで11試合連続白星なし。4月27日のダイヤモンドバックス戦以降、約2か月にわたって白星から見放されている。カブスのジョー・マドン監督はこの日の試合後「得点圏に走者がいる状況で、もっと攻撃的にならなければならない。全体的にもっと良いプレーをしなければならない。守備ではミスがあったし、素晴らしいプレーもあった。」と語り、チーム全体の戦いぶりに敗因があると指摘。右腕については「彼を責められない。たまには6-5で勝利しなければならない」と語り、今季4敗目を喫したダルビッシュを擁護していた。
(Full-Count編集部)