岩隈久志、6回途中9安打3失点 14勝目の権利を持って降板
毎回のように走者を背負う苦しい投球も何とか試合を作る
今季14勝目を目指すマリナーズ岩隈久志投手が13日(日本時間14日)、敵地でのアスレチックス戦に先発し、5回1/3を投げて9安打3失点(自責3)、勝利投手の権利を持って降板した。
この日は初回から走者を背負う展開となった。初回は1死一、三塁からデービスを空振り三振、アロンゾを二ゴロに仕留めて無失点。だが、2回に2死一、三塁から1番クリスプのライトへ抜けそうな打球を二塁カノが止めるも送球できず。この間に三塁走者が生還し、先制を許した。
4回先頭の主砲クルーズが29号ソロ弾を右中間にたたき込んで同点。岩隈は、4回裏に再び1死三塁のピンチを迎えるも無失点で切り抜けた。打線は、5回にもカノの26号2ランなどで3点を追加。岩隈を援護した。
岩隈は6回先頭のデービスに左中間へソロ弾を献上。1死からバトラーが放ったセンター前安打を中堅マルティンが飛び込んで捕球を試みるも後ろへそらし、二塁打としてしまったところで降板となった。マウンドを継いだビンセントが適時打を浴び、バトラーが生還したため、岩隈の失点は3となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count