DeNA、3番ロペスが入った新打線が大爆発! 2発筒香は「本当にいい準備ができた」
ラミレス監督も絶賛「ラインアップを変えて結果が出るのは嬉しいこと」
■DeNA 13-3 広島(28日・横浜)
DeNAの新打線が機能し、今季最多の17安打13得点で広島に圧勝した。交流戦最終戦から2番に入ったソトから、3番には5月5日以来となるロペスを起用。ロペスと4番・筒香が2本塁打し、ソトは決勝3ランと今季チーム最多の1試合5本塁打を記録し、ラミレス監督は「3本ぐらいは出るかなとも思ったが、5本も出るとは予想できなかった」と驚いた様子だった。
4回の15号同点2ランに続き、7回にはロペスと2者連続となる16号ソロを放った筒香は「いいスイングができた。(交流戦後)4日間空いて、本当にいい準備ができた」と5月29日以来となる猛打賞を喜んだ。先制の14号ソロを含む2本塁打のロペスは「2本とも完璧な当たりだった」と、いずれもあわや場外弾という一発を自画自賛し、「4日間、試合がなくて、ゆっくり休めた」と笑顔を見せた。
オーダー変更が最高の形で結果につながり、ラミレス監督は「どの監督もそうだと思うが、ラインアップを変えて結果が出るのは嬉しいこと。ロペスは久しぶりの3番で結果が出てよかった」と満足そうで「主力には2日間の休みを与えて、その結果が出たかな」と、こちらも休養効果を強調した。
「大瀬良というセ・リーグでもベストに入る投手相手に、こういう展開は予想していなかった」と喜んだ指揮官。エース対決となった初戦に先勝し、このままの勢いで同一カード3連勝となれば、チームは当面の目標とした勝率5割に早くも到達することになる。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)