大谷翔平、今季16度目マルチ安打! 2打席連続ノーヒッター打ちで3割目前
第3打席は快足飛ばして三塁内野安打、プホルス適時打で生還
■エンゼルス – アスレチックス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場し、今季16度目のマルチ安打とした。4回の第2打席に5試合連続安打となる右前打を放つと、第3打席では三塁内野安打。打率は.297に上昇し、3割が目前となった。
この日のアスレチックス先発はマイク・ファイアーズ投手。5月7日(同8日)のレッズ戦でキャリア2度目のノーヒットノーランを達成した右腕だ。初回1死一塁で迎えた第1打席は左直に倒れた大谷だったが、5点ビハインドの4回先頭で迎えた第2打席に快音。2ストライクからの3球目、低めへのスプリットを右手一本で右前へと運んで5試合連続安打とした。
6月に入って好調を維持している大谷は、これで月間28安打目。自身の月間最多安打を更新した。さらに5点ビハインドで迎えた6回の第3打席。フルカウントからの6球目だった。外角高めのボールを捉えた打球は三塁線を襲い、快足を飛ばした大谷は悠々のセーフ。三塁内野安打でこの日2安打目。2試合ぶり、今季16度目のマルチ安打。その後、プホルスの適時打で生還し、反撃のホームを踏んだ。
この試合まで、6月は打率.329、7本塁打20打点の好成績。13日(同14日)の敵地レイズ戦で日本人初となるサイクル安打を達成。26日(同27日)のレッズ戦では3打数3安打で今季4度目の猛打賞を記録し、27日(同28日)の本塁打で自己最多タイとなる月間7発目。日本人5人目となる2年連続2桁本塁打を達成した。この日も第3打席までに3打数2安打とし、今季は165打数49安打、10本塁打で打率は.297となった。