田中将大、歴史的一戦で先発 前日はマウンドで投球練習と米メディア伝える
30日に行われるロンドンでのレッドソックス戦に先発する田中
■Rソックス – ヤンキース(日本時間30日・ロンドン)
29日と30日(日本時間30日、7月1日)に英国ロンドンで行われるヤンキースとレッドソックスの試合。MLBの長い歴史の中でも史上初となる欧州開催となるが、その記念すべき第1戦でヤンキースの先発マウンドに上がるのが、田中将大投手だ。
今季16試合に先発し5勝5敗、防御率3.21の成績を残している田中。6回2失点だった6月22日のアストロズ戦から中6日を空けて、レッドソックスで先発が予定されているポーセロと共に、メジャーリーガーとして初めてヨーロッパのマウンドに上がることになる。
歴史的な一戦を控えた28日(日本時間29日)には、野球場に様変わりした試合会場となるロンドンスタジアムで練習を行なった両チーム。田中は経験のないスタジアムだけに、実際のマウンドで投球練習を行い、その感触を確かめた。
ブルペンではなく、実際のマウンドで投球練習を行うのは珍しく、米メディアも注目。地元メディア「NJ.com」のヤンキース番記者ブレンダン・カティ氏は自身のツイッターでその場面を動画付きでレポート。
「マサヒロ・タナカがマウンドに慣れるために投球練習をしている。彼の球を受けるのはブルペンキャッチャーのラッドリー・ハダード。彼(田中)のそばには、投手コーチのラリー・ロスチャイルドと通訳がいる」と伝えていた。