WBCイギリス代表ブルペンコーチに歴代2位601セーブのホフマン氏が就任
イスラエル代表スタッフには今季イチロー同僚のブレズローが参加
来年3月に開催される第4回WBCに向けて、王座奪還を目指す侍ジャパンを率いる小久保裕紀監督は、現在日本人メジャーリーガーと直接話し合うため渡米中だ。一方で、各国代表も本戦に向けて着々と準備を進めている。メジャーリーグ公式サイトによれば、9月にニューヨーク州ブルックリンである予選に参加する3チームが、元メジャー選手たちを新たにコーチ陣に招聘したという。
今回で2度目の参加となるイギリス代表には、元パドレス守護神で歴代2位601セーブを記録したトレーバー・ホフマン氏がブルペンコーチとして加入。野球では発展途上のイギリスを指導する。イスラエル代表は、今月上旬にレンジャーズから自由契約となったばかりのクレイグ・ブレズローをスタッフとして招聘。ブレズローは今季開幕をマーリンズで迎え、イチローの同僚でもあった。
さらに、殿堂選手バリー・ラーキン氏が監督を務めるブラジル代表は、通算304本塁打のスティーブ・フィンリー氏と昨季現役引退したばかりの右腕ラトロイ・ホーキンス氏をコーチ陣に加える。
この3チームとパキスタンが参加するブルックリンでの予選ラウンドは、9月22ー25日に行われる。1位となったチームは本戦への進出を決める。残り1枠をかけて、ベンチワークも含めた熱い戦いが繰り広げられることになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count