菊池雄星、CY賞右腕バーランダーと投げ合い5回5失点も勝敗つかず チームは3連敗
7回にボーゲルバックが同点に追いつく20号ソロを放ち菊池の黒星は消滅
■アストロズ 6-5 マリナーズ(日本時間30日・ヒューストン)
マリナーズの菊池雄星投手は29日(日本時間30日)、敵地でのアストロズ戦に先発し5回6安打5奪三振5失点で勝敗はつかなかった。チームは延長10回にサヨナラ負けを喫し3連敗となった。
通算214勝、サイ・ヤング賞右腕バーランダーとの投げ合いとなった1戦。菊池は最高の立ち上がりを見せた。初回の先頭スプリンガーを3球三振に仕留めるとアルトゥーベを二ゴロ、ブレグマンを二飛に抑える3者凡退スタートを切った。
2回にベッカムが12号2ランを放ち2点のリードをもらった菊池。だが、その裏。先頭から連続四球などで1死一、二塁のピンチを背負うとレディックが放った二塁へのゴロをゴードンが適時失策で1点を返された。さらに続くマリズニクに三塁線を破る2点タイムリー二塁打を浴び逆転を許すと、1死一、二塁からスプリンガーには右前適時打、アルトゥーベに中犠飛を浴びこの回一挙5点を失った。
3回は2死一、二塁のピンチもマリズニクを空振り三振、4回も2死二、三塁の場面でブレントリーを二ゴロに抑える。1点ビハインドとなった5回もマウンドに上がり1死からチリーノスに四球を与えたが後続を打ち取り得点を許さなかった。
チームは7回にボーゲルバックの20号ソロが飛び出し同点に追いつき、菊池の黒星は消滅。2回こそ一挙5点を失ったが、その後は毎回のように走者を背負うも要所を締める力投を見せた。
試合はアストロズが延長10回にグリエルのサヨナラ打で勝利。マリナーズは3連敗を喫した。
(Full-Count編集部)