【高校野球】鳴門が乱打戦制し、3年ぶりの8強 初先発の中山が本塁打を含む3打点
先制許すも7回と8回と合計6点追加で突き放す
第98回夏の甲子園大会10日目第3試合が行われ、鳴門(徳島)が盛岡大付(岩手)を11-9で下し、3年ぶりの8強進出を決めた。
強力打線の対戦。先制したのは盛岡大付だった。初回に1死一、二塁のチャンスを作ると4番の塩谷がタイムリー。しかし、1-0の4回、今度は鳴門が反撃する。この夏の甲子園初スタメンとなった6番・中山が公式戦初となる本塁打を左翼席へ放った。2ランで逆転するとさらに攻めて、日野のタイムリー、鎌田のスクイズでこの会、5点を奪った。
しかし、2試合で28安打の盛岡大付は黙っていない。5回裏に西山のヒットなどから満塁とすると、菅原の2点タイムリーで2点差。死球で満塁とし、再び塩谷の2点タイムリーで4得点。あっさりと同点に追いついた。
流れが行き来する中、この日の鳴門のキーマン、中山に打席がまわった。7回2死一、三塁で打席に入り、レフトへタイムリーを放ち、6-5とした。さらに8回に日野に本塁打、2死一塁から4連打などで5点を追加。9回に3ランと押し出しで4点を返されるも、何とか逃げ切った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count