元Gマイコラス6勝目ならず　330億円男に被弾し6回3失点　試合後はなぜかカウボーイ姿…

「低めの球で打者からスイングが取れ、ゴロにできたと思う」

■カージナルス 5-3 パドレス（日本時間1日・サンディエゴ）

　カージナルスのマイルズ・マイコラス投手は6月30日（日本時間7月1日）、敵地でのパドレス戦に先発し、6回3失点と好投した。1点ビハインドのまま降板となり勝敗はつかなかったが、チームは逆転勝ち。マイコラスの今季成績は17試合で5勝8敗、防御率4.34となった。

　今季17試合目の先発マウンドに上がったマイコラスは初回、1死からホズマーに二塁打を許すと、今季から10年総額3億ドル（約330億円）でパドレスに加入したマチャドに左中間への20号2ランを浴びて、いきなり2点を先制された。

　だが、2回以降は走者を出しながらも要所を締める粘りの投球を展開。5回にホズマーに適時打を浴びて3点目を失ったものの、6回を投げて87球、8安打3失点とクオリティースタートを達成し、先発としての役割を果たした。カージナルスは8回に追いつき、延長戦に持ち込むと、延長12回に勝ち越して競り勝った。

　試合後、本拠地で試合を中継する「FOXスポーツ・ミッドウエスト」のインタビューに応えたマイコラス。マチャドに浴びた一発は「とてもど真ん中に近い速球をいいスイングで打たれた」と振り返り、この日の投球を「球を低めに集めることができたと思う。低めの球で打者からスイングが取れ、ゴロにできたと思う」とコメント。そう語るマイコラスは、なぜか“仮装”で敵地テキサスへと移動した大谷翔平投手らエンゼルスナインのようなカウボーイハット姿だった。