ホークス3連敗、-0.5ゲーム差で首位守る珍現象 勝率では日ハムを上回る
一時逆転も東浜が踏ん張れず…打線も4回以降は沈黙
首位ソフトバンクは18日、西武戦に3-6で敗れ、3連敗を喫した。0.5ゲームに迫っていた2位の日本ハムがオリックスに勝ったため、ゲーム差では抜かれたが、勝率で上回るため-0.5ゲーム差で首位を守る珍現象に。3連覇を狙う王者が追い込まれている。
ソフトバンクの先発・東浜は、初回に2死一、三塁のピンチを招くと、浅村にツーベースを浴びて2点を先制された。
2回、打線は福田のタイムリーで1点を返す。さらに、福田が二盗を決める間に三塁走者の長谷川が本塁を陥れ、同点に追いついた。続く3回には松田の三ゴロの間に勝ち越しに成功した。
しかし、東浜が粘れない。6回、1死からメヒアにリーグトップの29号ソロを浴びて、同点とされる。さらに、3連打で1死満塁とされると、工藤監督は2番手・森をマウンドに送る。しかし、森は呉にレフトへの2点タイムリーを浴びて勝ち越された。
8回には3番手の飯田が浅村にバックスクリーンへのソロを浴びて万事休す。そのまま3-6で敗れ、3連敗となった。
ソフトバンクは引き分けが多いため勝率.621となっており、オリックスに勝った日本ハムの勝率.620を上回る。ゲーム差ではひっくり返されたものの、かろうじて首位をキープした。19日からは日本ハムとの3連戦が控えている。首位陥落の危機で王者は踏ん張れるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count