日ハム、2回一挙8得点の猛攻で連敗6でストップ 栗山監督「みんなよく繋いでくれた」

日本ハム・栗山監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・栗山監督【写真:荒川祐史】

2回に8連打を含む打者一巡の猛攻で一挙8得点を奪う

■日本ハム 9-1 西武(2日・札幌ドーム)

 日本ハムは2日、本拠地で西武に9-1で勝利し連敗を6で止めた。2回に怒涛の8連打を含む打者一巡の猛攻で一挙8得点を奪う快勝劇だった。

 連敗のうっぷんを晴らすかのように打線が大爆発した。2回に先頭の中田、王柏融の連打でチャンスを作ると、続く渡邉の左翼線二塁打で先制した。さらに、DHで出場した宇佐見の右越え二塁打で巨人から移籍後初安打初打点をマーク。

 打線は止まらず清水、石井一、西川、杉谷も安打で続いた。球団の最多連続安打(9)と最多連続得点記録(9)に迫る8者連続安打、8者連続得点と怒とうの攻撃だった。4回には早々と先発全員安打も達成し、試合の主導権をガッチリと握った。

 19安打9点の援護を受けた投手投手陣も危なげなく1失点リレー。先発の加藤貴之投手が5回3安打無失点と好投すると、6回以降は4人の投手でつなぎ、9連戦の初戦を取った。

 栗山英樹監督は「とにかく連敗を止めないといけない中、みんなよく繋いでくれた」と2回の集中打を称えた。「連戦が続くので、何とかいい形で一つでも多く勝ち星を取れるようにしっかり考えてやります」と次戦を見据えた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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