日ハム中田、-0.5差に導く一打も…自虐「あれで入らないのが今年の中田翔」

完璧な手応えも…フェンス直撃二塁打「入ったと思ったけどね」

 日本ハムの中田翔内野手が、18日のオリックス戦(札幌ドーム)で首位・ソフトバンクと-0.5差へ導く決勝打を放った。

 同点の3回無死一塁。松葉の外角高めに抜けたフォークを逃さずに右中間へ。適時二塁打で勝ち越した。完璧な手応えだったが、打球はフェンスへ直撃。5試合18打席ぶりの安打。リーグトップの82打点とする決勝打となったが、試合後は自虐気味に振り返った。

「入ったと思ったけどね。感触は良かった。あれで入らないのが今年の中田翔だね」

 試合前まで打率.243。最大の持ち味である本塁打も17発で、打席数の少ない大谷にも抜かれた。それでも、周りの打者に助けれてソフトバンクを追撃している。

「みんな粘り強くやっている。調子いい打者、悪い打者がいるが、いい形でつなげている。いろんな意味で貢献出来れば」

 会心の本塁打とはいかなかったが、チームへ貢献しようと必死だった。

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