日ハム栗山監督、逆転許した宮西責めず 「信頼している投手でいっている」
天王山で2連敗
日本ハムの栗山英樹監督が20日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で2-3で逆転負けを喫し、「結果が全て」と短い言葉に悔しさをにじませた。
1点リードの8回。栗山監督が絶対的な信頼する宮西が柳田、内川の連打で無死一、三塁のピンチを招き、続く長谷川には2点二塁打。3連打で一気に逆転された。それでも指揮官は「信頼している投手でいっている。こういう試合もある。(継投を含め)野球に答えはない。オレは正しいと思ってやっている。(首脳陣は)出来ることをやり尽くすだけ」と責めることはしなかった。
打線は1点を追う8回2死二塁で代打・矢野が遊ゴロに倒れた。同点の6回2死で大谷が一時勝ち越しの19号ソロを放ったが、終わってみれば5安打2得点。千賀に2桁10勝を献上した。「千賀はいいピッチャー。そんなに点は取れない。簡単には打たせてくれない。お互い必死にやっている。いつも今日負けたら終わり、と思ってやっている」と振り返った。
首位・ソフトバンクと1.5差に広がった。21日は引き分けか負けるかでホークスの優勝マジック29が点灯してしまう。天王山での3連敗だけは避けたいところだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count