SB東浜、自らの連敗ストップへ「シンプルな考えでいきたい」
2つの貯金にするか、勝率五分とするか
ソフトバンク・東浜巨が、25日の楽天戦に先発する。現在7勝6敗の東浜だが、ここ2試合は黒星続き。自らの連敗を止めることが、チームの連勝にもつながる大事な一戦となる。いつもの「一人一人、全力で」というフレーズに変わりはないが、今回の登板での課題は「無駄なボールを減らすこと」と語る。
「自分でいいところに投げようとしすぎている。厳しいところを見送られて、無駄なボールが多くなり、6回で崩れるというパターン。攻めていくこと、腕を振ること、そういうシンプルな考えでいきたい」
楽天打線については「以前よりも振れている印象」と警戒を強めるが、それに対しても「しっかりと自分のボールを投げるだけ」と、これもシンプルに対応していくつもりだ。
自らの勝率を五分とするのか、2つの貯金にするのか。東浜にとっては正念場の登板となる。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura