日ハム4連勝 2打席連続2ランの中田を栗山監督称賛「本当に大きな本塁打」
5回1失点の浦野について指揮官は「魂の投球」
■日本ハム 5-3 ロッテ(8日・ZOZOマリン)
日本ハムは8日、敵地ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦し、5-3で勝利し4連勝を飾った。序盤に4番・中田が放った2打席連続2ランなど3本塁打で5得点を挙げると、継投で逃げ切った。
7月に入り2カード連続勝ち越しと復調し、2位に浮上した日本ハム。初回2死一塁から、4番中田が3試合ぶりとなる18号2ランを放ち先制に成功した。さらに3回には杉谷が自己最多となる4号ソロを放ち、中田が2打席連発となる19号2ランで続いて序盤で5点のリードを奪った。
先発浦野が5回を2安打1失点と好投。6回に登板した2番手西村が2本のソロを浴びたが、7回以降は宮西、堀、井口と繋いでロッテの反撃を食い止め、逃げ切り勝ちを収めた。4連勝とした栗山監督は「あれだけブルペンを使い切っているわけだから、いける人が限られている。その中で今日は先に点を取ってくれたことが大きかった。本当に大きなホームランだった」と序盤に2本の2ランを放った中田に感謝した。
先発浦野については「良かったです。『魂の投球』って感じです。球数も少なく、ああいう形でしっかり投げ切ってくれたので、本当に素晴らしかった」と称賛。オールスター明けからのローテ入りについては「そこは聞くなよ。戦略なんだから」と口を閉ざしていた。これで4連勝。7月は6勝1敗と好調で、首位ソフトバンクを必死に追いかけていく。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)