ゲレーロJr.が衝撃の大暴れ! 準決勝も最多29発、スタントンの最多計61発にあと3本
第1ラウンドで史上最多を更新する29発を放つと、準決勝も29発
第90回MLBオールスターのホームランダービーが8日(日本時間9日)、インディアンスの本拠地クリーブランドのプログレッシブ・フィールドで行われた。ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が衝撃的な活躍を見せた。
まず、第1ラウンド第2試合で登場したブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が驚愕のアーチを連発した。今季メジャーデビューを果たし、史上最年少でホームランダービーに出場したゲレーロJr.。制限時間の4分がスタートした直後から次々にスタンドに打球を放り込み、その中では476フィート(約145.1メートル)をかっ飛ばす特大弾もあった。
4球連続本塁打を含み、4分間でなんと24本の本塁打を放ち、450フィート(約137.1メートル)以上を2本以上放って得られる30秒のボーナスタイムを獲得。30秒間でさらに5本塁打を積み増し、2008年のジョシュ・ハミルトンが放った28本を更新し、ホームランダービーの1ラウンドあたりの史上最多記録を更新する29本塁打を放った。
チャップマンを下して駒を進めた準決勝では、第1ラウンド以上の衝撃を見せた。次々に本塁打を連発し、なんと4分間で第1ラウンドを上回る27本の本塁打を放った。30秒間のボーナスタイムを獲得すると、第1ラウンドで自身が樹立した史上最多記録に並ぶ29本塁打を放った。
1大会としての歴代最多本塁打は2016年にヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手の61本塁打。ゲレーロJr.は準決勝までに58本塁打を放って、この史上最多記録に3本と迫っており、決勝に進出すれば、史上最多記録の更新はほぼ確実な状況だ。
(Full-Count編集部)