マー君とジーターの爆笑チャリティー共演動画が話題に
田中がジーターに氷水をかけるとクラブハウスは大爆笑
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病の認知度を高めるために世界中の著名人が取り組んでいる「アイス・バケット・チャレンジ」で、ヤンキースのデレク・ジーター遊撃手が登場。今季限りで現役引退を表明している偉大なキャプテンに氷入りの水をぶっかける大役を田中将大投手が務め、話題になっている。
MLB公式サイトは「ジーターのアイス・バケット・チャレンジ」と題された58秒間の動画を掲載。クラブハウスで椅子に座り、チャレンジを受けることを宣言したジーターの背後で氷入りのウォーターサーバーを構えながら笑顔を浮かべた田中。「OK」とジーターに促され、思い切り氷水をかけると、クラブハウスは大爆笑に包まれた。
「あー」
あまりの冷たさに悶絶した主将はびしょ濡れのまま、満面の笑みの田中と思い切りハグ。仲の良さが伝わってきた。
これは今年7月にスタートしたチャリティーの一貫で、直前の挑戦者から指名を受けた人間はALS協会に100ドルを寄付するか、バケツに入った氷入りの水を頭からかぶるかを選択する。そして、チャレンジする候補者3人を指名するという流れだ。ほとんどのセレブは氷水を被った上でALS協会に寄付しているという。
アーティストの浜崎あゆみがチャレンジ後にレンジャーズのダルビッシュ有投手をツイッターで指名。マンチェスター・ユナイテッドMF香川真司も同僚のMFアンデルソンから指名されるなど、日本人アスリートにもチャリティーの輪は広がっている。
ジーターは元NBAの伝説的名手でシャーロット・ホーネッツのオーナーでもあるマイケル・ジョーダンをチャレンジャーに指名した。プレーオフ進出が更に苦しくなったヤンキースだが、ジーターと田中の爆笑チャリティー共演で雰囲気を明るくしたいところだ。