田中将大、前半戦5勝5敗に辛辣NYメディアは不満 「スプリットはキレ、効果もない」
田中の前半戦は18試合に登板し5勝5敗、防御率3.86
ヤンキースの田中将大投手はクリーブランドで行われたオールスター戦でア・リーグの2番手として2回から球宴初登板。1回1安打無失点に抑え日本人初の勝利投手となった。前半戦は18試合に登板し5勝5敗、防御率3.86の成績を残したが地元メディアは“辛口査定”を行っている。
前半戦は57勝31敗と圧倒的な強さを見せたヤンキース。デビューから5年連続2桁勝利をマークしている田中も18試合に登板し5勝5敗、防御率3.86と先発ローテを牽引する働きを見せた。
地元紙「ニューヨーク・ポスト」は快進撃を支えたナインたちの前半戦評価をレポート。5勝5敗と貯金「0」に終わった田中はA~C評価の中で「B」にランクされている。
「なぜかは分からないが、今季は彼の代名詞とも呼べるスプリットは、過去のシーズンのようなキレ、そして効果もない。彼がもっといい投球が出来ることは彼自身が一番よく分かっているだろう」
今季は試合後に何度も宝刀・スプリットについて問われる場面が多かった田中。成績だけをみれば及第点ともいえる内容だが地元紙は田中の生命線ともいえるスプリットに不満を感じている様子。悲願のワールドシリーズ制覇に向けて、後半戦は地元メディアを黙らせるほどの快投に期待がかかる。
(Full-Count編集部)