「君はそこにいたよね…」トラウトが綴ったスカッグス追悼メッセージに米感動
13日の追悼試合で6打点をマークしたトラウトがツイッターを更新
■エンゼルス 13-0 マリナーズ(日本時間13日・アナハイム)
7月1日(日本時間2日)に遠征先のテキサスのホテルで、急死したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手。12日(日本時間13日)に本拠地エンゼルスタジアムで行われたマリナーズ戦はそのスカッグスの追悼試合として行われ、エンゼルスはコール、ペーニャのリレーで継投によるノーヒットノーランを達成した。
史上13度目の快挙を成し遂げ歴史に残る試合となった、この一戦。投の主役がコールとペーニャならば、打の主役は主砲のマイク・トラウト外野手だった。初回7得点の足がかりとなる29号2ランを放つと、この日6打点と大暴れ。7月13日が誕生日のスカッグスの追悼試合で、初回に7得点、計13安打13得点を奪う大勝に導いた。
トラウトは自身のツイッターで、スカッグスへの思いを綴り、ファンの涙を誘っている。トラウトは外野フェンスに描かれたスカッグスの前に立ち、そのスタンドにボールを投げ込む自身の写真とともに「タイラーのような特別な人を知ることができて幸運だった。昨夜、君はそこにいたよね、45……君は僕たちの心の中で生き続ける。大好き、寂しいよ」と記し、ファンからも続々とコメントが寄せられた。
「マリナーズファンだけど、すごいものが見れた。野球よりも大きなことだ」
「最も大変な時にロールモデルとリーダーでいてくれて、ありがとう」
「スポーツ史上最もパワフルで感動的な夜の1つだった」
「昨夜は素晴らしい夜だった。タイラーは永遠に忘れられない」
「昨夜タイラーは笑顔で君たちを見ていたはずだよ」
「昨夜は信じられなかった。安らかに、スカッグス」
「誕生日おめでとう、スカッグス」
「素晴らしい追悼」
スカッグスの誕生日となった13日(日本時間14日)のマリナーズ戦でも、トラウトは3試合連発の30号2ランを放ち、白星に貢献。7月に入り、現在、7試合連続安打中で月間打率.407、実に7本塁打を放っている。
(Full-Count編集部)