オリ吉田正が4号決勝弾 3番に座り4試合で16打数9安打3本塁打の大当たり

逆風を物ともせず右翼席へ、「結構飛んでくれてよかった」

 オリックスのルーキー吉田正尚外野手が、30日ロッテ戦で3-3と同点の6回、相手先発スタンリッジから12メートルの逆風を物ともせず、右翼席へ今季4号ソロアーチをかけた。

「打った瞬間、行ったかと。結構飛んでくれてよかったです」。新人ながら3番に座って4試合目で、この間16打数9安打3本塁打4四死球の大当たり。「たまたまです」と謙遜したが、6-3で勝利したチームの打線の核として機能している。

 開幕戦に「1番・指名打者」で1軍デビュー。6試合連続安打と鮮烈デビューを飾った。しかし、腰椎椎間板症を発症して4月24日に抹消。約4か月、ファーム暮らしが続いたが、12日に1軍復帰、18日の日本ハム戦で1軍公式戦初アーチをかけてから、またエンジン全開になった。

「たくさんの人にお世話になった。活躍する姿を見てもらって、チームに貢献できるバッティングをしたい」

 この日の試合はテレビ中継されており、最下位オリックスの中で元気印を全国にアピールした。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY