新人王候補チャビスの勇気あるキャッチにファン称賛「クレイジーなプレー」
頭から飛び込むとコーチ陣に抱えられ、後ろから来た捕手にも足を支えられる
■ドジャース 7-4 Rソックス(日本時間15日・ボストン)
レッドソックスの新人王候補マイケル・チャビス内野手が14日(日本時間15日)、本拠地ドジャース戦で体を張った勇気あるプレーでファンを沸かせた。味方ベンチに飛び込むスーパーキャッチをMLB公式インスタグラムが紹介している。
4回無死一塁の場面。ドジャースのキケ・ヘルナンデスが放った打球は、一塁側ファウルグラウンドに高く上がるフライとなった。一塁手のチャビスはベンチ最前列のフェンスに体を寄せて落下点を確認。すると次の瞬間、ベンチの中に身を乗り出して落ちてきた打球を好捕した。頭から飛び込んだチャビスをベンチ最前列にいたコーチ陣が慌てて抱えると、後ろから走ってきた捕手バスケスも足を支え、チャビスは怪我することなく守備位置に戻っていった。
MLB公式インスタグラムは「トラストフォール!(後ろで支えてくれることを信頼して後ろ向きに倒れるゲーム)」との見出しでこのプレーを紹介。称賛するファンのコメントが相次いだ。
「新人王だ」
「すごいプレーだ」
「素晴らしい」
「グッドキャッチだけど、ボイトならもっと上手い」
「マイケル・チャビス!」
「ハハハ、『俺らが支えるからね』って感じだね」
「キャプションがいいね」
「アメリカン・リーグの新人王だ」
「新人王、間違いなし」
「なんてキャッチ!」
「クレイジーなプレー」
新人ながら前半戦15本塁打を放ち、5月には月間最優秀新人にも輝いたチャビス。6月以降は打撃の調子を落としているが、好守をきっかけにリズムを取り戻し、地区3位のチームに勢いをもたらすことはできるだろうか。