ダルビッシュ、14試合ぶり3勝目に指揮官称賛 「時間の過ごし方が良くなってきている」

本拠地でのレッズ戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
本拠地でのレッズ戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

6回2安打無失点の好投で14試合ぶりとなる3勝目を挙げたダルビッシュ

■カブス 5-2 レッズ(日本時間18日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、本拠地のレッズ戦で先発し6回2安打無失点の好投で14試合ぶりとなる3勝目を挙げた。本拠地では移籍後初勝利を手にした右腕をジョー・マドン監督は「時間の過ごし方が良くなってきている」と称賛している。

 レッズ打線をわずか2安打に抑える快投劇だった。初回はセンゼル、ボットを2者連続三振に仕留めると、2回は2死から死球を与えたがイグレシアスを三ゴロ。その後も危なげない投球を見せ6回は先頭のセンゼルに二塁打を浴びたが後続を抑えスコアボードに「0」を並べた。

 米スポーツ局「ESPN」は「ダルビッシュがカブスとして、リグレー・フィールドでの初勝利」と見出しを付け、14試合ぶりとなる3勝目を挙げたダルビッシュを称えた。記事では初球のストライク率が82%をマークし「キャリア2番目に高い数字だった」と伝えた。

 マドン監督も圧巻の投球を見せたダルビッシュに「まだ、投球間にある程度時間が必要だが、その時間の過ごし方が良くなってきている。彼は、次に何をすべきか模索しておらず次に何をするか計算していると思う。ピッチャーズプレートに戻った時には、『よし行くぞ』という風になっている」と称賛していた。

 実に81日ぶりの白星を挙げたダルビッシュはこれで20試合に登板し3勝4敗、防御率4.46。後半戦は2試合連続で無失点ピッチングと状態を上げてきた右腕の逆襲が始まる。

(Full-Count編集部)

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