ダルビッシュ、プイグとの名勝負にファン総立ち&実況興奮 「またしても勝利」
4回2死走者なしの場面でプイグと対決、10球目の156キロ直球で空振り三振に
■カブス 5-2 レッズ(日本時間18日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、本拠地のレッズ戦で先発し6回2安打無失点の好投で14試合ぶりとなる3勝目を挙げた。移籍後、本拠地初勝利となった右腕に地元ファンは大熱狂。この試合でスタンディングオベーションが起こったプイグとの名勝負に地元メディアは大興奮だった。
完全復活したダルビッシュの剛腕に地元ファンは総立ちとなった。ノーヒットピッチングを続ける右腕に立ちはだかったのはレッズの主砲プイグだった。4回2死走者なしフルカウントから3球ファウルで粘られ投じた10球目。外角へ投じた渾身の97マイル(約156キロ)の直球で空振り三振を奪った。
気迫のこもった投球に球場のファンは大熱狂。ベンチに戻るダルビッシュをスタンディングオベーションで迎えた。この試合を中継した地元TV局「NBCスポーツシカゴ」の実況も「ダルビッシュがまたしても勝利です!」と絶叫。
解説を務めたジム・デシュイズ氏はスライダー、カット、直球を駆使してプイグを仕留めた右腕に「彼にとっての大きなステップなのです」と称賛していた。