楽天美馬、完全試合ならずも完投勝利! 8回まで完全、2安打1失点の快投
9回先頭の明石への四球で完全試合、続く栗原に安打を浴びてノーヒットノーラン逃す
■楽天 5-1 ソフトバンク(19日・楽天生命パーク)
楽天の美馬学投手が、快挙達成を目前で逃した。19日、本拠地・楽天生命パークで行われたソフトバンク戦。先発マウンドに上がった美馬は8回まで1人の走者も許さない好投を見せ、史上16人目の快挙にあとアウト3つまで迫ったが、明石に四球を許し完全試合を逃すと、続く栗原には左前安打を浴び、ノーヒットノーランを逃した。それでも2安打1失点完投勝利でチームを勝利に導く快投だった。
初回、上林を中飛、牧原を三ゴロ、内川を遊直に打ち取ると、快調にアウトを積み重ねていく。5回まで3者凡退を続けた。6回先頭の明石の中前へと抜けようかという打球は、二塁手・浅村の好プレーで二ゴロに打ち取ると、7回先頭の上林を詰まらせたファウルゾーンへの飛球には、この回から三塁に入った村林がダイビングキャッチ。8回も3人で仕留めて大記録にあと1回となった。
だが、9回先頭の明石に四球を与え、完全試合はならず。まだノーヒットノーランは続いていたが、続く栗原に左前安打を許して快挙達成は逃した。だが、塚田を三ゴロ併殺。上林に適時三塁打を浴びて完封も逃したものの、2安打1失点の好投で勝利投手となり6勝目をあげた。
楽天は5回、茂木の10号ソロで先制点を奪うと、千賀の暴投、銀次の2点適時二塁打などでこの回4点を奪って快勝した。
(Full-Count編集部)