投手でも容赦なし! 6年222億円右腕の「スローーーカーブ」にファン興奮「超いいね」
グリンキーは投手ゴンザレスを111キロのスローカーブで空振り三振
■ブルワーズ 8-3 Dバックス(日本時間21日・アリゾナ)
ダイヤモンドバックスのザック・グリンキー投手は20日(日本時間21日)、ブルワーズ戦で先発。7回6安打2失点と好投したが、救援投手が打たれて11勝目はならなかった。地元放送局「FOXスポーツ・アリゾナ」は35歳右腕が3回に投じた68.9マイル(約111キロ)のスローカーブに注目。驚愕の声をあげた。
通算197勝右腕が魅了したのは3回無死だ。打者は投手のジオ・ゴンザレス。89.1マイルの直球(約143.4キロ)、82.1マイル(約132.1キロ)のスライダーで追い込み、1ボール2ストライクからの4球目だ。111キロのスローカーブが外角低めに決まり、空振り三振に仕留めた。ゴンザレスは苦笑いへベンチへ下がった。
地元放送局「FOXスポーツ・アリゾナ」で実況を務めるスティーブ・バーシウム氏、解説のボブ・ブレンリー氏は大興奮だった。
実況「スローカーブ! 69マイルです。(前の回の打者含め)3者連続三振です」
解説「ハハハ、ほとんどの打者はこのスローーーーカーブに手を出したあとに、このような反応はしません」
投手相手への容赦ない投球。ダイヤモンドバックス公式ツイッターがアップすると、ファンからは「超いいね」、「ナイス」とコメントされた。
チームは地区2位だが、首位ドジャースとは15ゲーム差。16年から21年まで6年総額2億650万ドル(約222億4500万円)の超大型契約を結んだ右腕だが、これまでにフィリーズが獲得調査に乗り出すと米メディアが伝えている。最優秀防御率2度、オールスター戦6度選出された09年のサイ・ヤング賞右腕の去就にも注目だ。