バウアーの高速フロントドアに米驚愕 153キロでの変化に「フェアじゃない」
体に向かって飛び出し、鋭く曲がってストライクになる“フロントドア”
■ブルージェイズ 2-1 インディアンス(日本時間24日・トロント)
インディアンスのトレバー・バウアー投手が23日(日本時間24日)、敵地ブルージェイズ戦に先発。7回2/3、3安打無失点、9奪三振と好投したが、中継ぎが逆転を許して勝敗はつかなかった。今季の10勝目を逃したバウアーだったが、この試合で投じた“高速フロントドア”のツーシームがファンの間で反響を呼んでいる。
6回1死走者なしの場面だった。フルカウントから打者フレディー・ガルビスに投じた一球は、左打者の体に向かって飛び出し、そこから鋭く曲がってストライクゾーンに入る通称“フロントドア”に。95マイル(約153キロ)の球速で、驚きの変化を見せた1球にガルビスは一歩も動けず、見逃し三振に倒れた。
MLB公式インスタグラムは「95マイルの球はこのように動くはずがない」とのタイトルで、この一球を動画で紹介。この変化にファンも驚愕の声を挙げている。
「これを20回以上見た」
「今夜素晴らしい投球だったよ!」
「エグイ!」
「ワォ」
「これをマックス・ケプラーに投げるんだ」
「あれは何?」
「これはとんでもない! 見るのをやめられない」
「すごい!」
「フェアじゃない」
インディアンスのエースとしてここまで9勝を挙げているバウアー。7月に入り13勝4敗と、ア・リーグ中地区首位のツインズまで3ゲーム差に迫っている好調のチームを支えている。