大谷翔平、投手復帰戦は2回で38球で降板 初回には日本最速タイ163キロ

初回に2安打で1失点するも、38球のうち11球で160キロ超を記録

 日本ハムの大谷翔平投手が7日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発。中継ぎ調整した7月24日のオリックス戦(札幌ドーム)以来の復帰登板で、いきなり日本最速、自己最速タイ163キロの剛速球をマーク。2回38球、2安打2奪三振無四球1失点だった。

 初回2死二塁。1ボール2ストライクからのデスパイネへの5球目だった。外角低めへのボールとなったが、6月5日の巨人戦(東京ドーム)で記録した日本最速163キロを計時した。続く6球目の161キロを先制の右前適時打とされたが、復活を印象づける剛速球だった。

 初回は2安打1失点の立ち上がり。2回は細谷を見逃し三振、鈴木を遊ゴロ、金沢を145キロフォークで空振り三振に仕留めた。全38球のうち28球が真っすぐ。11球が160キロ超の剛速球だった。

 大谷は7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手中指のまめをつぶし、中継ぎ登板した7月24日以降は投球フォームを崩したことを理由に打者に専念していた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY