日ハム、2戦連続ドローでホークスと1差 延長で好機作るも1本出ず
8回代打・矢野が逆転2点二塁打も9回角中に同点打浴びる
日本ハムは7日のロッテ戦(札幌ドーム)で4-4で2試合連続で引き分け。首位・ソフトバンクがオリックスに勝ったため1ゲーム差に広がった。
5点目が遠かった。同点の9回2死三塁、延長10回1死一、二塁、延長11回2死二塁と3イニング連続で得点圏に走者を進めたが、あと1本が出なかった。バース、井口で延長10回以降は踏ん張ったが、勝ちをつかめなかった。
二転三転するゲームだった。1点リードの8回に宮西、谷元の勝ちパターンで逆転されたが、8回2死から田中賢の左前安打、陽岱鋼、レアードの連続四球で満塁とし、代打・矢野が左翼線へ落とす一時逆転の2点二塁打を放った。しかし、1点差の9回。マーティンの故障で先発から抑えに抜擢された吉川が角中の同点二塁打を浴びて同点に追いつかれた。
大谷翔平は中継ぎ登板した7月24日のオリックス戦(札幌ドーム)以来の1軍登板。初回2死二塁でデスパイネに投じた5球目で日本最速、自己最速タイとなる163キロをマークするなど160キロ台の剛速球を連発。真っすぐ全28球のうち11球で160キロ台だった。2回38球、2奪三振、2安打1失点に抑えた。
チームは9日から楽天との3連戦(コボスタ宮城)に臨む。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count