花巻東は2年連続、選抜準Vの習志野は春夏連続…新たに6校の甲子園出場が決定

25日、新たに6校が甲子園行きを掴んだ
25日、新たに6校が甲子園行きを掴んだ

大船渡は決勝で敗退、163キロ右腕・佐々木はマウンドに上がらず

 第101回全国高等学校野球選手権大会は25日、各地で地方大会が行われ、新たに6校の甲子園出場が決まった。

 岩手大会では、花巻東が2年連続10度目の甲子園出場を決めた。最速163キロ右腕の佐々木朗希投手がベンチスタートとなった大船渡に対して、初回に2点を先制。5回までに4点のリードを奪うと、6回には2死満塁から佐藤が走者一掃の適時三塁打を放った。その後も得点を重ね、12-2で大勝。大船渡の佐々木はマウンドに上がることなく、ベンチで敗戦の瞬間を見届けた。

 千葉大会では春の選抜準優勝校の習志野が八千代松陰を8-1と圧倒し春夏連続出場。根本、和田、山内の3本塁打などで8点を奪うと、山内が八千代松陰の反撃を1点に封じ、夏は8年ぶり9度目の甲子園出場を決めた。福井大会では敦賀気比が2年連続9度目の優勝。3回に3点を奪うと、先発の笠島が丹生打線を完封し、3-0で勝利した。

 佐賀大会では佐賀北が5年ぶり5度目の甲子園出場。17年ぶりの優勝を目指した鳥栖を4-1で下し、聖地への切符を掴んだ。熊本大会では熊本工が6年ぶり21回目のV。九州学院と決勝で激突し、5-5で迎えた9回に2点を勝ち越し。7-5で熱戦を制した。茨城大会では霞ヶ浦が常磐大を投打で圧倒し14-0の大勝。4年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。

(Full-Count編集部)

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