元本塁打王・山崎武司氏と時速300キロ超えのピッチングマシン対決が米国でも話題に
「アルバート・プホルスがこの速球に興奮するか」
中日などで活躍した山崎武司氏がバラエティ番組で挑戦した時速307キロのピッチングマシンとの対決が米国で話題となっている。MLB公式サイトやニューヨーク・デイリーニューズなど複数メディアで報じられている。
今月27日に放送されたTBS系列の番組「水曜日のダウンタウン」で世界最速で300キロを出せるというピッチングマシン「トップガン」を紹介。通算403本塁打で2度の本塁打王に輝き、2013年に現役を引退した日本屈指の長距離砲との対決が企画された。
番組内では山崎氏は時速300キロを超える剛速球を打つことはできなかったが、ニューヨーク・デイリーニューズは「引退した日本のスラッガー、タケシ ヤマサキは190マイルのボールに立ち向かう」との見出しで特集。山崎氏の「見えんかった」というコメントも紹介している。
記事では「アルバート・プホルスがこの速球に興奮するか見てみたいものだ」とし、メジャーを代表するスラッガーでもあるエンゼルスのプホルス一塁手とトップガンの対決を待望。一方、MLB公式サイト内の「CUT4」では、驚異のスピードガンの性能に焦点を当てた記事を動画とともに紹介。
「もしも、この日本から届いたビデオが未来のロボット戦争のすう勢を示唆するのなら、ジョン・コナーのクローンを作ろうとした研究所の世界最高の科学者を見つけた方がいいだろう」と人気SF映画「ターミネーター」の主要キャラの話を引き合いに出して、この性能を絶賛している。
元本塁打王が手も足も出なかったことから、「マシン対人間」を1-0でマシンの勝ちとし、「(人類の)みんな、もっと頑張ろう」と締めくくっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count