田中将大が炎上KO 自責12はRソックス相手のヤンキース投手として「史上ワースト」
3回1/3を12安打3四球12失点でKO、防御率は試合前の4.00から4.79まで悪化
■Rソックス – ヤンキース(日本時間26日・ボストン)
ヤンキースの田中将大投手は25日(日本時間26日)、敵地レッドソックス戦で3回1/3を12安打3四球12失点と打ち込まれ、KOされた。12安打12失点はいずれも自己ワーストの大炎上。防御率は試合前の4.00から4.79まで悪化した。
田中は初回だけで7安打1四球7失点。2/3回を4安打2四球6失点と炎上してKOされた6月29日(同30日)のロンドンでのレッドソックス戦を思い出させる“悪夢”の立ち上がりとなった。2、3回は無失点に抑えたものの、4回に再びつかまり、ディバースのソロ弾などで4失点。降板後、2番手のタープレーもタイムリーを浴び、田中の失点は「12」まで膨れ上がった。
米メディア「バーストゥールスポーツ」のジャレッド・カラビス記者は、田中が降板した段階で「マサヒロ・タナカは今季、レッドソックス戦の防御率は38.25だ」とツイート。降板後に失点が増えたため、対レッドソックス戦の防御率は40.50となった。さらに、ESPN公式のデータ専門ツイッターの「ESPNスタッツ&インフォ」は「1913年に自責点が公式なものになって以来、マサヒロ・タナカの自責12は、対レッドソックス戦で登板したヤンキースの投手の中で史上最多となっている」というデータを紹介している。
“ロンドンの悪夢”を上回る結果となってしまった“フェンウェイの悲劇”。歴史的なKO劇となってしまった。
(Full-Count編集部)