都市対抗野球の表彰選手はロッテとオリックスに多い? 過去10年を振り返る

オリックス・福田周平【写真:荒川祐史】
オリックス・福田周平【写真:荒川祐史】

今大会では元DeNAの須田が橋戸賞を受賞

 7月13日から25日まで行われた「第90回都市対抗野球大会」では、各地方大会を勝ち抜いた企業が東京ドームに集い、社会人野球の頂点を争った。特徴的な応援もさることながら、毎年ハイレベルな戦いが繰り広げられることで人気も根強い。

 現在、パ・リーグで活躍している選手の中にも、この舞台を経験した社会人出身者は少なくなかった。今回は、過去10年の大会で表彰されたパ選手の今季の活躍を紹介していく。※成績は2019年7月25日試合終了時点

 まずは大会MVPにあたる橋戸賞受賞者から見ていく。この賞は都市対抗野球大会の創立者である橋戸信氏に由来し、優勝チームから1名選出される。今年の大会では、全5試合に救援登板してチームを初優勝に導いた元DeNAの須田幸太投手(JFE東日本)が受賞した。過去10年でその栄誉にあずかった現役選手はセ・パに1名ずつと、意外に少ない。

パ・リーグ唯一の受賞者はオリックスの福田、打率.550をマークしチームの優勝に貢献

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