西武山川、お目覚め2ラン含む4打点で80打点突破「打点よりも今は本塁打」
1週間ぶりの特大31号は「詰まった分、切れなかった」
■西武 8-7 日本ハム(28日・メットライフ)
西武・山川穂高内野手が28日の日本ハム戦(メットライフ)で31号2ランを含む2安打4打点の活躍で、両リーグトップの82打点とした。
初回、2死二塁から堀の直球を引っ張ってレフト前に運ぶ先制タイムリーを放った山川。その後逆転を許したものの、1点を追う3回には8球粘った末にレフトポール際に特大の逆転2ランを放った。レフトポールのはるか上に舞い上がった打球に三塁審判の石山が一度はファウルと判定したが、リプレー検証の結果、ホームランと判定が覆った。21日のオリックス戦以来1週間ぶりのアーチに「詰まった分、切れなかった。構えと足を上げた時の決まり方がいい」と手応え十分だ。
試合前の時点で得点圏打率.215と規定到達打者の中でワースト3位と振るわなかったが、「得点圏で打てるようになってきたのでよかった」と胸をなでおろした。93試合目で早くも80打点を突破したが、「打点よりも今はホームラン」と本塁打王らしく前を向いた。