菊池雄星、次回登板は3日アストロズ戦が濃厚 チェンジアップに磨きかける
この日はデルーナスコーチからチェンジアップの“講義”を受ける
マリナーズの菊池雄星投手は28日(日本時間29日)、遠投と平地での投球練習などで汗を流した。前日より多い20球以上を投げ終えると、精度の向上を目指すチェンジアップについて、データ分析と投球動作解析を担当するデルーナスコーチから“講義”を受けた。4日前には握りとリリースについて意見交換を交わしているが、お互いの着地点を模索している様子だ。
菊池は26日(同27日)の前回登板で7回途中までを2失点に抑え、今季10度目のクオリティ・スタート(6回以上、自責3点以内)をマーク。制球も安定し、4月終わり以来の無四球登板。サービス監督は「正しい方向への良いステップだ」と評価していた。
同監督は30日(同31日)からの敵地2カードの先発ローテーションを明らかにしなかったが、この日、菊池がブルペン入りをしなかったことから、次回登板は移動日を挟み中6日で迎える8月2日(同3日)のアストロズ戦になる見込みとなった。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)