夢の祭典で実現「投手・高橋由伸」VS「代打・桑田真澄」 G名選手対決に場内大喝采

桑田真澄氏に中前打を浴び苦笑いの高橋由伸氏【写真:荒川祐史】
桑田真澄氏に中前打を浴び苦笑いの高橋由伸氏【写真:荒川祐史】

初出場の由伸氏は打って投げて大忙し 巨人勢が見せ場作る

 プロ野球のOBたちが「ザ・プレミアム・モルツ軍団」と「ドリームヒーローズ」に分かれて戦う夢の球宴「サントリードリームマッチ 2019」が29日、東京ドームで開催。初出場の前巨人監督の高橋由伸氏が投手、元巨人のエース・桑田真澄氏が打者で対戦するというドリームマッチならではの見せ場が実現した。

 6回。「ザ・プレミアム・モルツ軍団」の投手・野村弘樹氏(元横浜)が2死まで取ると、一塁ベンチ前でアップをしていた由伸氏がマウンドへ。桐蔭学園高では甲子園、慶大時代には神宮のマウンドにも立ったことのある由伸氏が救援すると、「ドリームヒーローズ」は代打に巨人の先輩、桑田真澄氏がコールされた。夢の対決に場内は大きな盛り上がりを見せた。

 対決は桑田氏が粘って、カウント3ボール2ストライクからの7球目を中前へ運び、軍配は桑田氏にあがった。

 また、由伸氏は7回に巨人の先輩・槙原寛己氏から右中間を破る適時二塁打を放つなど、場内を沸かせた。巨人勢はドリームヒーローズで斎藤雅樹氏と村田真一氏のかつてのバッテリーが実現。由伸氏と高橋尚成投手の対決、ザ・プレミアム・モルツ軍団の篠塚和典氏が見事な流し打ちを披露するなど、観客を楽しませている。

(Full-Count編集部)

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