“怒りの大遠投”バウアーにヤ軍入りの薦め「ブロンクスでプレーするには…」
通算696本塁打のA・ロドリゲス氏「ヤンキースでプレーするには少しイカれていなければならない」
■ロイヤルズ 9-6 インディアンス(日本時間29日・カンザスシティ)
8失点KOで怒りを爆発させ、バックスクリーンへ向かって思い切りボールを放り投げたインディアンスのトレバー・バウアー投手。28日(日本時間29日)の敵地ロイヤルズ戦では4回1/3で9安打8失点で8敗目を喫したが、今季は9勝8敗、防御率3.79。15年から4年連続2桁勝利を挙げるなど通算68勝を挙げている28歳右腕は、7月31日(同8月1日)を期限とする今夏のトレード候補に挙がっている。
ポストシーズン進出圏内で先発要員を補強を目指す各球団から熱視線を浴びるバウアーだが、田中将大投手が所属するヤンキースもトレード候補先の1つ。ここで有力OBから注目の発言があったようだ。現役時代に通算696本塁打、3115安打を記録し、米スポーツ局「ESPN」の全米中継で解説者を務めているアレックス・ロドリゲス氏だ。MLB公式サイトのデビッド・アドラー記者が、自身のツイッターでこう伝えた。
「Aロッドがセンターへボールを投げたトレバー・バウアーをヤンキースがトレードターゲットすべきかについて、『どっちみちブロンクスでプレーするためには少しイカれていなければならない』と語った」
トレード期限はもう間近に迫っている。闘争心あふれる実力派右腕が、世界中のメディア、ファンから注目されるヤンキースへ移籍するのか。バウアーの去就から目が離せない。
(Full-Count編集部)