前田健太8敗目、5回途中6失点KOもロバーツ監督責めず「良い投球をした」
敵地ロッキーズ戦で先発し、5回7安打6失点 防御率4.07に
■ロッキーズ 9-1 ドジャース(日本時間30日・コロラド)
ドジャースの前田健太投手は29日(日本時間30日)、敵地のロッキーズ戦で先発したが、5回途中7安打6失点(自責5)でKO。自身6連敗となる8敗目を喫したが、デーブ・ロバーツ監督は「ケンタは良い投球をした。成績はケンタがどれほど良い投球をしたかを示していないと思う」と評価した。地元放送局「スポーツネットLA」の公式ツイッターが伝えている。
2回は1死からデズモンドの左翼への三塁打を許すと、続くタピアの右前適時打で先制点を許した。3、4回と無失点に抑えたが、5回に捕まった。投手・グレイの四球などで無死一、二塁のピンチを招くと、ドールに中前適時打を献上。同満塁からはアレナドに中前2点打を許すと、再び満塁からマクホーンに右翼線2点二塁打を浴びた。4回0/3で7安打6失点。5月途中には3点台だった防御率は4.07となった。
チームも敗れ、5月31日のフィリーズ戦から約2か月、勝ち星から遠ざかっている。それでも、ロバーツ監督は地元放送局「スポーツネットLA」の公式ツイッターで、「ケンタは良い投球をした。本当にそう思う。ウォルターズの単打、投手への四球があのようなイニングにつながった。ドールは良い打撃をしたし、アレナドもそうだった。長いイニングとなった。成績はケンタがどれほど良い投球をしたかを示していないと思う」と責めることはなかった。
(Full-Count編集部)