楽天、11得点大勝 自己最多9勝目の美馬を梨田監督が称賛「内容が良かった」
負傷交代の嶋は「骨に異常なし」
楽天は12日、4本塁打が飛び出すなどし、オリクッスに11-2と快勝した。
初回に5番・島内、8番・藤田がそれぞれ2点適時打を放ち、4点を先制。2回にはペゲーロの8号ソロ、3回には茂木の5号ソロで追加点を奪った。5回に岡島の2点適時打でリードを広げると、6回には島内と茂木が連続本塁打。8回にはまたも島内がダメ押しのタイムリーを放ち、11得点と大勝した。
投げては、先発・美馬が雨天中断となる8回途中まで緩急をうまく使って投げ、4安打2失点と好投。美馬の後を青山が無安打できっちり締めて2連勝を飾った。
梨田監督は「初回の4点が非常に大きかった。岡島も調子が上がってきて、外国人選手も日替わりでいい状態」と喜んだ。7日に中継ぎを経験し、自己最多の9勝目を挙げた美馬に関しても「内容が良かった」と褒め、「ベンチが計算できるピッチャーになってもらいたい」と期待を寄せた。
2回の守りで左腕にファウルチップを受けてベンチに下がった嶋は打撲で「骨には異常がないが、明日(の出場)はどうかわからない」と話した。
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高橋昌江●文 text by Masae Takahashi