ロッテ連勝ストップ、涌井は11戦勝ちなし 井口監督「厳しい内容。考えます」
涌井は4回6失点の乱調で7敗目、救援陣も失点重ね「アピールしてほしかった」
■オリックス 8-4 ロッテ(31日・ZOZOマリン)
ロッテは31日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでオリックスと対戦し、4-8で敗れた。先発・涌井が4回6失点と乱調。打線は4点を返したが届かず、連勝は3でストップした。
5月8日以来、10試合勝利から遠ざかっている涌井。初回1死から、遊撃・三木の失策で走者を背負うと、3番・吉田正に外角高めへの142キロの直球を捉えられ、右翼ホームランラグーンに飛び込む20号2ランで2点を失った。4回までに3本の適時打と押し出しで計6失点。この日も勝利を手にすることなく4回でマウンドを降りた。
打線はオリックス先発・山岡から、2回に三木の左翼越適時打で2点を奪取。さらに6回には、田村の適時二塁打で計4点を奪ったものの反撃及ばず。終盤にリリーフ陣がさらに失点を重ねて4-8で敗れ、連勝が3で止まった。
7敗目(3勝)を喫した涌井について、井口監督は「厳しい内容。今後も含めて話をします。ちょっと考えます」と次回登板について再考する考えを示した。終盤に失点を重ねたリリーフ陣についても「こういうときに、ゼロでしっかり抑えて、もっとアピールしてほしかった。途中2点差まで行きましたが、流れを持ってくることができなかった」と、8、9回でそれぞれ失点を重ねた、東妻と石崎の投球に苦言を呈した。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)