広島、本拠地での連勝が「12」でストップも「先を見据えた戦い」と指揮官
オスカル&飯田のリリーフ左腕コンビを高評価
広島は17日、マツダスタジアムで行われた中日戦に3-5で敗れた。5連勝を逃したチームは、マツダスタジアムでの連勝も12で止まったが、緒方監督は「先を見据えた戦いをしている」と、敗戦を気にする様子はなかった。
先発のヘーゲンズが5回5失点で敗戦投手となったが、緒方監督は「結果だけでは判断していない。クライマックスシリーズでも先発として考えているので、一度抹消して調整してもらう」と、第3の外国人投手の起用法を明かした。
6回以降は、オスカルと飯田がともに2イニングスを無失点に抑えた。指揮官は「2人ともいいところを見せてくれた」と、リリーフ左腕2人を評価し、今季初登板となった飯田を「ファームでやってきたことをしっかり出してくれた。2イニング目は少し球威が落ちたけど、いいものを見せてくれた」と褒めた。
レギュラーシーズンは残り6試合。形式的には消化試合となるが、「モチベーション云々ではなく、ピッチャーも野手もグラウンドに出たらしっかりやっている。そこで結果を出せば、またチャンスがある」と最後まで、気持ちが切れることはなさそうだ。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo