CS進出王手のロッテ伊東監督、22日楽天戦でデスパイネの先発起用示唆
楽天に完封リレー、指揮官「これでいい流れを作ってくれれば」
ゼロに抑えれば4番不在の貧打線でも何とかなる――。ロッテは21日の楽天戦でスタンリッジ、松永、南、内の継投で完封リレーを見せた。8月19日以来の1番に入った清田が楽天・美馬に頭部死球を受けるアクシデントにナインも一丸となり、2-0で勝利。22日の楽天戦で勝つか、引き分けでCS進出が決まる。
伊東監督は「この数試合、ひとつ勝つことの難しさを思い知らされている。これでいい流れを作ってくれればいい」としみじみ語った。左手首を痛め、11日のオリックス戦から抹消したデスパイネをこの日登録。8回に角中が敬遠気味に歩かされた2死一、三塁で4番井上の代打で起用した。デスパイネは期待に応え、福山の146キロのシュートを中前に貫録の適時打。貴重な2点目をもたらした。
「いいところで打ってくれた。まだ若干、痛みはあるようだが、明日は左が出てくるので先発で出そうと思っている」と伊東監督。勝負所でようやく打線の核が戻ってくる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count