阪神藤浪が約1か月ぶり白星 137球投げきり、今季2度目の完投勝利で7勝目
北條&上本&高山が一発、広島ジョンソンは16勝目ならず
阪神の藤浪晋太郎投手が22日、敵地での広島戦に先発し、9回5安打1失点8奪三振3四球の好投で7勝目(11敗)を挙げた。8月24日の横浜戦以来、約1か月ぶりの白星は、今季2度目の完投勝利。阪神は4-1で勝利した。広島の先発ジョンソンは勝てば最多勝が確実となっていたが、打線の援護にも恵まれず7敗目(15勝)を喫した。
藤浪は初回、2死から丸に四球を与えるも、続くルナは三ゴロ。2回は3者凡退に抑えると、3回は2死から田中にセンター前ヒットを許したが、菊池は空振り三振に仕留めた。
4回、阪神は北條がレフトへソロホームランを放ち、ジョンソンから1点を先制する。藤浪は4、5回も無失点に抑えると、6回には阪神上本がソロホームランを放ち追加点。7回は藤浪が四球とヒットで1死一、三塁とピンチを招きながら、安部、代打・新井を三邪飛に打ち取った。
阪神は8回、2番手ジャクソンから高山が2ランを放ち、リードを4点に広げる。藤浪はその裏も無失点に抑えると、9回も続投。1死から鈴木にソロ本塁打を浴び、完封こそ逃したものの、137球を投げきり完投勝利を飾った。
チームメートの野村と並んでリーグトップの15勝を挙げているジョンソンは、7回2失点と好投しながら、援護がなく7敗目を喫した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count